• ●外国では、日本にはない病気が発生しています。また、日本にいる時よりも感染する危険が大きい病気があります。
  • ●予防接種を受けることで予防できる病気は限られていますが、予防接種を受けることで感染症にかかるリスクを下げることができます。
  • ●必要な予防接種は、渡航先、渡航期間、渡航形態、自身の年齢、健康状態、予防接種歴などによって異なります。
  • 事前に渡航先の感染症情報を収集するとともに、それぞれの予防接種について理解した上で、どの予防接種を受けるかを決めてください。

接種を希望される方は、事前にお電話ください。

  感染原因 主な対象となる渡航地域
破傷風 土の中に病原体が潜んでおり、大きなけがをすると傷口から感染します。 先進国・途上国全域
A型肝炎 飲食物からかかる病気で,海産魚介類から感染ケースが多くみられます。 途上国全域
B型肝炎 医療行為や性行為などから感染します。 アジア・アフリカなど
狂犬病 犬や猫などの動物にかまれて感染しますが、発病すると100パーセント死亡する恐ろしい病気です。 途上国全域
日本脳炎 蚊に媒介される病気で、発病すると意識障害や麻痺をおこし、死亡することも少なくありません。 中国・東南アジア・南アジア
髄膜炎 主にウイルスや細菌などに感染することを原因としています。 熱帯アフリカ・中東

※病気に関することや、渡航地域別の詳しい情報は、厚生労働省検疫所ホームページでご確認ください。